2005年10月のお知らせ・コラム
2005.10.23
秋晴れの吉報
西塩田小学校跡にさくら国際高校が上田市長さんはじめ、地域のみなさまにご参集いただき、開校式を行ないました。まだ講堂の壁には、小学校時代の校歌もそのままに掲示されている会場です。スタッフの配慮で庭に咲く菊が飾られ、一気に式典に生気が添えられました。待望されて誕生した学校であることが御祝辞から良く判り、私たちは感激を新たにしました。 すべての式次第が終了し、その場で一献がありました。 この小学校の卒業生の方が、自治会長、公民館長として地域をささえておられることが、そうした語らいから一層実感できました。その結果、一瞬にして校歌を歌う「さくら合唱団」ができたのです。みんなで歌いました。肩を組み歌う同窓のおふたり、これには全員が熱いウルルンで満たされました。 良い学校にします、といいきる荒井学園長。清川新校長を中心に若い教師陣は張り切って、バリバリです。 帰宅すると、馬籠観光協会からファックスが入っていました。中日新聞に載った記事でした。合併7ヶ月。県は変われど、木曽の馬籠宿魅力は不変。ポスターに使った藤村いろはがるたの一文がどこか意味ありげ、と記され、さらに中津川市のコメントが。 行政は変化しても心の中で「ふるさと」を忘れない。そんな風に読む市民もいるが、「それでかまわない」と観光課のお言葉。「岐阜らしい馬籠」になる必要はない。「木曽の馬籠」であり続けることは、市の願いでもある。・・・・という心寛大な記事でした。 今日はうれしいが「ふたご」でした。
2005.10.16
今年も参加しました
下諏訪倉庫で開催された「匠ぷらっとSHOPS・」にほわほわ茶は今年も出店しました。お馴染みになった方との再会もうれしいことで、三回でも充分に伝統になりはじめています。この日は下諏訪町では、「三角八丁」といい町の三ケ所でイベント同時開催をしました。 御田町おかみさん会が張り切っていますから、私もほわほわ茶で出店しました。昨日は味噌汁、今日はすいとん、そしておこわのおにぎりなどが、先ず終点を待たずに売り切れそう。携帯で「そっちには残っているの?」とやり取りをしていましたが、「こっちも売り切れ」という返事が返ってきたようでした。 今年は広い空間が「ごゆっくり」コーナーになって、自由にそこでお茶を飲んだり、食事ができました。 ほわほわ茶を自分で点ててお飲みいただくようにしました。小学生の男の子が「お茶を飲みたいとお母さんにせがみました。お母さんは、「体験したいモノが他にもあるでしょう」と別のコーナーに立ち去りました。しばらくした後、その子はお母さんを引っ張ってきました。どうしても飲んでみたかった、と。 自分で夫婦茶せんを使って上手に泡立てて飲み、とても満足してくれました。 今日はシンポジウムもありました。モノ創りの匠が年々集まってにぎわう倉庫には、この地域が永年培ってきた土地のDNAが応援しているような気さえ感じさせました。 この歴史の生き証人のような倉庫を守る知恵が必ずあるはずです。良い知恵を匠ぷらっとSHOPさんにお寄せください。
2005.10.14
音楽会の感動
今日は、東北中学校の音楽会がありました。 背景の絵は、ことしは明るいグレーの色調でした。 初めに制作をした皆が紹介され、千曲川讃歌の詩が朗読されました。そして、絵がカーテンの中から登場するはず。二人がその役目でした。カーテンはリハーサル通り開きませんでした。一旦緞帳を閉めて、やり直し、もちろんうまくいきました。 クラスが一丸となって歌いました。声がまだ良く出ていなくて 惜しいというクラスもありましたが、それも思い出なのかもしれません。 『モルダウ』が2学年で歌われ、私はそれが今日一番の感動でした。終わってから、制作チームと撮った記念写真です。 また来年も来て下さいね、と手を握って言われ、約束して帰ってきました。元気になる感動を本当にありがとう、ね。
2005.10.08
東北中学校
その自立学級の生徒さんが、一番がんばる時が音楽会の舞台背景を創る時かもしれません。全校生徒が気持よく歌えるように、昨年から私のきりえがそのデザインとして皆さんの目にとまりました。小布施のミュージアムでご覧いただいたのだそうです。 先日はアトリエで小さなきりえ体験もしましたから、15メートルと言う大きな絵も、上手に刻まれていました。8日はいよいよ色さしでした。 飯山の大きな和紙を今年は使うことになりました。それはとても緊張することでした。 せっかくなので顔彩も用意してもらいました。 私の一番大きな筆で、みんなで絵の中に水玉模様を創ることにしました。空には空色の水玉、石には石の色の、草には草色の水玉を、順に描きました。かすれる感じがきれいだね、と歓声をあげながら描きました。オレって天才!とか、慣れると上手く描けるね、とか、一日かけて、太陽も描きました。 きりえと合わせる作業が、まだ残っていますが、みんなで力を合わせると、それだけたくさんの心がこもった絵になることを、14日の音楽会で、全校の皆様に伝わったらいいなあ、と思っています。みんな本当にがんばりました。受け持ちの先生も生徒さんも、私も、スタッフもくたくたになりましたが、良い充実の疲 れで、夕べはたいへん良く眠れましたよ。14日が楽しみです。
2005.10.03
鹿教湯のパッセジャータ
昨日2日の日曜日「パッセジャータ」というお祭りを始めましょうよ、という試みが発足したからです。街に出てきて、みんなでお茶を飲みながら語り合うイタリアの習いにヒントを得たものです。なぜそこに?ですよね。 ほわほわ茶こそが、そのお祭りにぴったり、ということで、助っ人で参加。 たいていの午前中の出足は「松茸オークション」だったんですよ。あの1万5000円の気に入ったわ。私もお金があっったら 2万円出しても、欲しいわあ。などそれはにぎやかでした。 お昼過ぎにはそれも一件落着。 ほわほわ茶は、自分で立ててみたいという興味も引き、大人気をえました。あれ、同姓同名だと思ったら、柳沢京子本人だったのと、また話に花が咲きました。今月もう一日行なう予定とか。行ってみたい方は、観光協会にお問い合わせを。 ほわほわ茶の鹿教湯バージョンが誕生するかもしれません。 お楽しみに!!!!それは、とんな味になるのでしょう。
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