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2006年08月のお知らせ・コラム

2006.08.27

浜松展最終日

いつまで経っても慣れないこの扱いで、先日書いた日記の本文が削除されてしまいました。タイトルだけがアップされたようです。ダメですね。
おかげさまで、無事に展覧会が最終日を迎えました。
阿多古和紙の短冊にねがいを記して結んだ「ねがいの樹」はたくさんの花をつけました。途中で竹を追加。2本の樹になっています。やさしい結びが鈴なりです。
今日それをおあずかりして持ち帰ることになっています。下諏訪にお願いして諏訪大社に奉納ののち、そこで火に託していただこうということになりました。
その昔、二俣の天龍川に流れ着いた祠があり、それが今鎮守さまとして祀られ、20日がお祭りでした。その日、下諏訪から皆様が偶然訪ねていて、その諏訪神社にお参りをされました。ご縁は、こうして無理なくつながっていくんだと、不思議でなりません。願いごとが叶いますように、私が必ず、諏訪大社に持って行き、御田町のおかみさん会におねがいするつもりです。ご協力ありがとうございました。写真は、またご披露します。

2006.08.13

お盆さま

秋草を飾って、お盆の飾り付けができました。佐久の生家では、ガマで御座を編んで、仏壇からお位牌をすべて出し、きれいに拭いて、お盆の飾り付けをしました。時間がかかったものです。
昨夜お花市で、ガマの穂は買いましたが、御座を編む程ではなく、オミナエシやキキョウなどといっしょに飾ることにしました。ナスやキュウリの馬を創りたくても、それらしい形の野菜はありません。まっすぐなキュウリは、ベンチのようです。
提灯を組み立て、灯りを点したら、お盆さまをお迎えできるように整いました。
さて、開催中の浜松市秋野不矩美術館に下諏訪町匠ショップの皆様がバスで研修の旅を計画しています。朝7時45分に下諏訪から出発できる方でしたら、ご一緒にいかがでしょうか。経費は交通費、入場料、お昼代込みで7000円。申し込みは、お早めに
15日までに。展覧会も見ていただきたいし、それ以上に藤森照信建築は素晴らしい天然の構造物です。

2006.08.12

夏休み、皆がやってきた

今日は、第2土曜日なので、絵ごころゼミ。夏休み中の子ども達がやってきた。昨晩NHKのBSで「石ころに描く絵本」の紹介を見たので、早速、それをテーマにしてみることにした。前に拾ってあった石を使う。海の石なのでなめらかで丸ーーい。話の筋を決めて、それぞれが自分の石を1ページと考えようと決めた。リキテックスで下地を描くとしばらく乾くまで待つ。おしゃべりが始まる。この絵ごころの時間が一番休まる時間、なのだそうだ。学校が違うので、ここで友だちになって、会うのが楽しみでもあるようだ。
絵日記以外は、みんな宿題終わったよ。お母さんは、毎日漢字の練習をしろ、というよ。プールは昨日で終わりだよ。・・・・・
夏休みは、子どもの話を聞くと、実感が湧いてきて、忙しかったあの村の夏休みを思い出す。もう村も今は市になり、忙しさの形は変化したのだろう。でも、農家の忙しさは、変わらないのかもしれない。新鮮な農産物をいただけることに感謝。
私は休みが取れると、まとまった仕事ができるチャンス。明日からがんばるぞーーー。

2006.08.06

知事選挙

今日は、展覧会の企画を打ち合わせに、伊藤さんがきてくれるので、私はすでに選挙は事前に済ませた。
もう済ませましたか、とメールを下さる方、どういう結果になりますかねえ、と心配して電話を下さる方。皆2回とも田中康夫さんに県政改革を託した人たちだ。
今回は、大方が「離田中」だと、言っている。候補が村井さんに決まった時、皆が迷った。村井さんは、新しい県政を継承してくれるだろうか、と。
はじめ、私は、離田中の人は「非田中」という選択を訴えた。やがて一橋大学で教える古藤田香代子先生に引っ張られて行って、村井さんにお目にかかった。支持母体がどうであれ、決して過去には戻すはずが無いと確かめ、約束ができた。コモンズも継承するという。穏やかな人柄に安心感が漲る。
安心して、村井さんに託せると思って、それはそれでほっとしている。かってのお仲間から質問があれば、そうお答えした。
田中さんも、その政策はすばらしい。印刷広報を見る限りでは
田中さんが数倍優れた方向を説く。でもおちゃらかしが多すぎて
このプランが実現される見通しがない。惜しい。残念。
なぜ、10年間は脇目を振らずに知事に集中して欲しい、とあれ程願った我々の声を聞き入れてくれなかったのだろう。長野県民は自浄能力を持って、判断をするはず。
どちらにしても結果は、今夜決まる。

2006.08.05

長岡の花火

信濃川は広い。ゆったりと流れていた。
8月2日、3日が通常の大花火だそうで、昨日4日は、世界花火ショー。市制100周年の特別企画にお招きいただいた。
その船は、花火見物用の特別桟敷き席。ビール、お弁当をいただきながら待つうちに日が暮れ、さっきまでの夕焼けは消えていた。
FM長岡で9年間この花火大会の司会をした丸山結香さんが今年は、一緒に花火見物をしていた。仕事をしていた時は、花火を楽しむより、これはマグネシュームが燃える色で、とか、化学を聞きながらの放送だったのよ、と懐かしがりながら、解説が聞きたければ、何でも聞けた。戦災などの復興を祈るために花火が打ち上げられはじめた話も、聞いた。
さあ、アメリカからスタート。その見事さは、息をつく暇さえ無い程。15分間、上がりっ放しだった。新しい感覚に酔った。
韓国は「余白の美」がテーマ。音楽に合わせて、花火が炸裂。色も新鮮で、夜空のレイアウトが、確かに余白の美を表現していた。
あと、韓国の花火師さんと長岡商工会議所の会頭さんは、今後の友好を約束して調印を行った。各地から詰め掛けた誰もが、今夜の花火は、今までに見た中で最高と絶賛した。きっと来年はまた
見物人にそう言わせる工夫がされるのだろう。中国も美しかったし、長岡の有名な加瀬花火さんの大三尺玉のズシーーーンとくる
偉容は、600メートル打ち上がって、その玉は630メートル
だと、ホテルに書いてあった。その船の上で、我々は、花火の中にいる感覚で、全身でそれを受け止めた。ありがとう花火師さん。

2006.08.01

浜松市で展覧会

今日は、佐久ではお墓参りの日です。
忙しかった夏を思い出します。朝掃除を終え、午後からお墓参りをしました。
大水が佐久一帯を襲い、大変な被害が出て、その災害の供養のために、お盆の前にお参りが行われているんですね。私は今年は今日行けないので、9日にお参りをします。

さて、浜松市秋野不矩美術館でタッチ・ザ・アートきりえ展は、順調に始まっています。触って良いの?という子どもたちの輝く瞳をみて、私の心は満たされました。帰りに地域の阿多古和紙の短冊に願いを書き、ねがいの樹に結びその樹を創ることになっています。1週間でかなり鈴なり。うれしいことです。ワークショップも70人を超す皆様が二日にわたり体験されました。
暑い記録を持つ二股でしたが、幸い涼しい風が吹く二日間で、お宿の光明山は、蝉の声、夜はふくろうのホーホーという声が、自然の深さを物語っていました。
この建物が、茅野市出身の藤森照信建築の傑作です。8月27日まで開催。お出かけください。

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