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2007年03月のお知らせ・コラム

2007.03.25

三月が寒かったですね。

三月になれば、少しづつ暖かくなると信じています。時に雪が降っても、日射しが違うから、解けていくのもたちまち、などと。今年の寒さは、違いました。
さくら国際高校の卒業式は、9日でしたが、寒さを感じませんでした。耐えられる温度でした。ありがたいことでした。卒業生の皆様、本当におめでとうございました。格別うれしい春でした。
ところが、18日、大林宣彦監督をお迎えして行われた「公開講座」。この日の寒さは、凄かった。
「上田と言う所は、宇宙からの客人が最初に降りる所・・・」というお手紙を、荒井先生がいただいてありました。もっと詳しくそれをお聞きする授業でした。最初に「マヌケ先生」の映画を観ました。それは、大林監督の自伝の映画化でした。だから、観終わった後、直にお話がきけたのですから、寒さなど関係なく充実し、楽しく、時間が1時間20分も延長になってしまいました。
生徒の質問にも、ゆっくり語ってくださり、質問した生徒はもちろん、全員の生徒が、表情を思いきり明るくしていました。
監督に、寒かったですよね、すみません、と申し上げました。監督から、ストーブは10メートル以上離れていましたし、ストーブにかじり付く位置でも、北風の吹き付けは、暖かさを瞬間に吹き飛ばしました。
監督は、「私は、自分に言い聞かせると、寒さは感じない癖がついているんですよ」と、返って気を使ってくださいました。寒かったに違い無いのに。まさかの陽気に、戸惑いました。
私の作品群は、青森市で27日まで。28日から4月2日まで札幌の丸井今井で展示されています。どうぞお近くの皆様、覗いてください。

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