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2007年08月のお知らせ・コラム

2007.08.06

内緒話し?

今朝、県立こども病院の宮坂院長先生からメールが届きました。内緒話しの写真、とありました。開いてびっくり。いつ誰が撮ってくれていたのか。感謝。
これは、7月18日の夜、日本初の日野原重明先生が発想したジャンボリーのレセプションのワンシーン。日野原先生は、新潟のお酒をご賞味下さっています。
糸魚川から参加したまさみさんご夫妻は、地震があっても被害が最小限で済みました。ありがたかったので、この会に日本酒を持参して、皆さまに召し上がってもらいたいのですが、と朝の提案
でした。新老人の会の皆さまは、きっと日本酒をお好きな方もいましょうから、じゃあいただきます、と言いました。
その日本酒をご紹介し、ご賞味いただいていた時でした。まさみさんは、この写真をみて泣きました。感激が極まったんですね。
日野原先生のお側にいるだけで、私たちは生きる張り合いが湧いてきます。いのちを大事に生かして使う責任を感じます。自分のために使うより、他の人のために使いなさい、というお言葉が素直に心に響くのです。先生の「創めることー始めること」「愛すること」「耐えること」の3つの教えに添って生きたいなあ、と思い実行しています。
いのちと平和の森に設置するはずだったモニュメント「いのちと平和の鐘」は、まず小さないのちを懸命に生きようと病いと戦っているこども達に聴いてもらおう、ということになりました。
翌19日、目録がこども病院へ日野原先生の手で贈られました。
その朝、こども病院は、新老人の会のメンバー150人を迎え、瞬間日本一高い平均年令になりました。あの赤い屋根とんがり帽子の時計台にカリヨンが設置される日が近いのです。
その曲も、三善晃先生の「母子のための音楽」。日本唯一の曲です。快く使用を認めていただき、今、オランダのフランダースへ
16鐘が発注されました。冬が来る前には、響きが聴けるかもしれません。こども達の心に届きますように。
森は、お盆過ぎたら、造成が始ることになっています。

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