2008年03月のお知らせ・コラム
2008.03.18
土佐文旦
知人からいただき余りに美味しいので、教えてもらって注文した。届きましたよ、黄色の大玉「土佐文旦」。先日、大分で庭に実る黄色玉に見とれて、でも時間不足で何も買えずに帰ってきた。この到着は、追っかけてきてくれた南国からの恵み。 さあ、これが美味しい。ぱきぱきしていて、むきやすいし、味がさわやか。収穫期にこうして届くのを、忘れないようにしようね、と娘と話した。忘れないためには、予約がいいかも。 生まれ故郷矢島の「凍み豆腐」も毎年送ってくださいね、と頼んであり、頃合いをみて送ってくれる。今は、凍ったまま冷凍便で届くので、口当たりも味も、昔の思い出をはるかに上回っている。ニラの卵とじにこの凍み豆腐は欠かせない。高校時代のお弁当は、この凍み豆腐が入った炒め物を卵でくるんだ「五目オムレツ」が母の得意弁当だった。味がしみ込んでいて、おかずとして大好きで、毎日それでもうれしかった。 あ、そうしよう。これから,文旦も毎年送ってもらうことに予約がいい。それにしてもいつまで収穫できるのか。とりあえず、お礼のファックスに、もう一度送ってもらうように、追加注文した。
2008.03.15
あたたかい弥生に
私は、三月の一日生まれ。その日がくれば、暖かくなる、といつも待ちこがれています。今年はその日がきても、数日は、暖かさが感じられなかった。ウーーン残念と思っていたら、いよいよ、ここ数日暖かさが弥生らしくなりましたね。 大分で「農村風景を刻んで40年あまり」という話に招請され、行ったのが6日。大分空港に降り立っただけで、その幸せ感は、朝の雪模様から一転。ぬくぬく。満足度満点でした。電話連絡でぐずぐずしていて、別府などに直行できるバスに乗れず、路線バスで別府に向かいました。かえってこれがこの街を知るのに、良いチャンスになりました。刈り込まれた街路樹が道にあり、聞き慣れないバス停に泊まりながら。 黄色の実がなる樹を観ただけで、わくわく。それが庭木にも。 別府の宿は海に面していて、大湯は七階。海がまた私にはうれしい。この地にたくさんの「地獄」があることも知らず、その夜は、温泉に浸って、ぐっすり。 翌朝、お迎えを待つ1時間前に、地獄の存在を知り、急にタクシーで回ってもらうことにしました。 白根山で見たようなエメラルドグリーンの98度という温泉が街のど真ん中にありびっくり。これが「海地獄」。時間が無いので、高台から湯煙を眺め、扇型のすすき野に火がついたら、さぞかし美しいだろう、と想像しただけで、大分市へ向かう車に。 一村一品が、ここからはじまり、今も、私は、この言葉が好きなので、合併して大きな市になったとしても、その地域は「村=ビレッジ」をとらえて、自慢の味や品を育ててほしいとおもっています
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