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2009年11月のお知らせ・コラム

2009.11.27

かるたのこと

今年は、また新しく「一茶かるた」を印刷しました。もう発刊から32年が経過しています。毎年使い続けてくれる幼稚園がありますので、品切れにできないことから、また作りました。紙は、すこしピンクがかり、出来映えは明るいです。箱の色は、神田の日本唯一のかるた専門店である奥野かるた店さんが、黄色、うちは緑系と朱系の色合いとなりました。小学校入学前教育には、ピッタリです。ご愛用のほどを。
また、松本JCの創立50周年記念事業で「松本・安曇野 宝かるた」も発刊になり私がきりえで絵札を担当させてもらいました。多くの方々から公募した俳句を松本市の佐藤文子さんたちが選句し、かるたの読み札にまとめた文を絵に仕上げてあります。明日は、松本市美術館で、そのかるた大会とシンポジウムがあります。わたしもパネラーで参加。ぜひ、お手に取って、その出来映えをご覧下さい。信州からのプレゼントには持ってこいとお薦めします。松本市美術館でお求めいただけます。
かるたは、読み手の声も一生の思い出になりますから、お子さま、お孫さんに、声とともにその内容が刻まれます。遊びながら、知育にもなるということですよ。

2009.11.17

きりえ45周年記念展

スタート以来、連日500人を超える方々のご入場をいただいています。以前千曲川有情の本が出た時の記念展と同じ感じを受け取っています。まるで川が流れるように、ご清覧いただく皆さまが、進んでくださっているのです。
ここに来れて良かった、心がすっきりしました、などのご感想をいただき、作者としてこれ以上の歓びはありません。昨日のNHKニュースをご覧いただいた方も大勢あります。あと、今日、明日です。心して皆さまをお迎えしたいと思います。よろしかったらぜひ、お出かけになってくださいますように。

2009.11.01

きりえ45周年記念展

11月13日から18日まで、10年ぶりながの東急シェルシェ5階で展覧会があります。20歳の時に、信越放送の番組宣伝の新聞広告つくりでアルバイトをさせてもらうことになりました。その時に、木版画では時間がかかって、朝までかかっても仕上がらない。それで、やむなく始めたのが,黒い紙から切り出すイラストでした。上田の蘇民将来や野沢温泉の鳩車などを刻みました。新聞紙上では目を魅いたので、それを見た人から、注文が来るようになり、わたしの得意分野となりまして、早や45年という訳です。昔の絵から、最新のJCアスパックで創らせていただいた善光寺曼荼羅とでも言いたい「OMOIYARI」の絵や、松本JCからの仕事であった「松本・安曇野 宝かるた」まで、展示します。週刊ながのに連載した「季寄せ心寄せ」や「野の花ぽえむ」の原画も。あっという間の創作でした。でも、目はすっかり老眼、エーーッと、何だっけ、を毎日連発しているんですから、45年は短くは無い年月でしたね。締め切りに追われることだけを追っかけてきました。
今夜は、11月1日の消印有効という環境基金にNPOから助成申請をしたくて、さっき郵便局まで出しにいってきました。こういう忙しさが大好きなんですね。同世代を生きた方には、ご自身の過ぎた日々を探しにお出かけいただけたらと思います。自分は昭和の人間だ、と言ってみますが,平成ももう21年にもなるんですからね。歳をとりました。

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