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2011年03月のお知らせ・コラム

2011.03.15

パリから帰国し数日が過ぎました

11日に、予定通り成田に到着。スムーズに事が進みました。トランクを預け、スカイライナーで上野に向かい、すぐに乗れるあさまに乗車しました。携帯電話を持参しなかったため、成田で先に帰国していたレオに到着を知らせ、あさまに乗ったら到着時間を知らせる約束をして上野へ。待ち時間無く乗車。しかし今は、あさまの電話は、1000円のテレホンカードを買わないと電話が掛けられませんでした。もう連絡もあきらめ、幕の内弁当を食べ、長野へ。まさかこんなに早いあさまに乗れたはずは無いと思ったそうですが、息子と娘は、駅へ来て、遅いお昼を食べようとしていたそうです。頼んだコーヒーも口をつけないで、改札口へ出たら、私が降りて来たという訳です。早い到着でした。地震の前に帰宅出来たことに感謝しました。
その後余りに大きな地震で、もう言葉を失い、映像にお見舞い申し上げるだけで、数日がテレビ釘付けで過ぎました。ああ、何て事が興こってしまったのでしょう。
約一か月のフランスでは、多くの方々が、瞬時に私のきりえに込めた思いを読み取って、感想を口にしてくれました。手法をゼミで体験した方々は、日本人の伝統である柿渋の渋紙に感嘆し、その切れ味を楽しみました。繊細な中から、温もりある切り口が表現出来る「きりえ」は、はじめて出会うフランスの特に女性を魅了しました。フランスでも、文化活動に参加されるのは、ほとんど女性だったのです。
パリの日本人学校の様子など、フランスでの報告は、また写真を整理した後、順に書きます。
風邪で声が出なくなって帰国したんですが、今朝から普通の声が戻りつつあります。

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