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2011年08月のお知らせ・コラム

2011.08.18

お盆の植樹

14日に、オリンピックの森検証のシンポジウムがあり、私もパネラーで参加。植えて置けば、樹木は確実に育って、緑の森が形成されることを当時の市長塚田佐さんが噛み締めるように話されました。エムウェーブを囲む植栽が、宮脇昭先生の方式に乗っ取った植栽の森です。その他、各地に森が育っています。街の中にも緑を育てたい気持ちが
年々高まっていますが、ネックになるのが落ち葉だと、市に苦情が寄せられた経験を塚田佐さんも嘆かれました。これからは、緑豊かな街を誇りにする長野市であるならば、「落ち葉は文化」くらいに考え、落ち葉がいのちを育む土になっていく循環を受け入れたらどうか、という提案に至り、私は納得しました。
15日、いのちと平和の森 飯綱高原予定地に、宮脇方式で植樹が実施されました。私はその一郭を「ナナの森」に育てたいと思っていましたから、この植え終わった大地を観て、ナナさんのご冥福を祈る気持ちで満たされました。感謝しています。幼い苗木が1000本植えられ、その根本をしっかり稲藁で土を覆い尽くしました。お盆と言う真夏の植樹を心配しましたが、この稲藁の守りを見て、多いに安心の気持ちを持ちました。夕立の恵みを受けて、大きく育って欲しいです。合掌

2011.08.07

びんずるの翌日

昨夜は、びんずる祭り。雨も降らず、各地でも夏祭りが行われたので、信濃の天空は、かなりうるさかったに違いありません。かけ声の活気が、この重苦しい原発に関わる法案やエネルギーどうする問題の鬱積をしばし忘れさせてくれました。
うちは、いのちと平和の森の植樹に拠出したいので、お客様を迎えています。昨夜遅くに到着したきりえ作家の百鬼丸さんと筑紫ゆうなさんとは、びんずる終了後に合流しお喋り。それぞれ、自分のやりたいことが「きりえ」。描くより刻みだったのだから、共通の感性が多く、話し始めたらすぐに11時過ぎてしまいました。
今の混迷の日本を無視は出来ず、どう判断すべき?など意見をはっきり述べられるゆうなさん。ああ、若いけれど、さすが筑紫哲也さんの血を引かれている、と感嘆。こんなに日本がバカにされた時代って無かったですよね、と三人とも嘆きは一緒で、なぜ、あんなにも菅総理が信頼されないのか、不思議だね、もしかしたら男のジェラシー???ウーーン怖いねーーー。ゆうなさんとうなずき合っただけ、結論は出なかったのです。

2011.08.06

お客様感謝Week

ご来場ありがとうございます。思い切って、この企画を実施して良かったです。うちの玄関が木のドアだからか、なかなかご近所の皆さんも、ギャラリースペースに入っていただけませんでした。今度は、ご近所に案内チラシをポスティング。お孫さんを伴って一緒に来ていただけていることが、何よりの感謝です。中がこうなっていたんですね。いつも畑にいくような支度で、前を通っていただけで、気になっていたんですよ。・・・・・・と。
実は、6月大事な友人が嫁ぎ先のドイツで亡くなってしまいました。何か供養になることをしないではいられないのです。まだ早すぎます。どんなにか悔しかったことでありましょう。日本に帰りたかったに違いありません。
この14日に、オリンピックの森を検証するシンポジウムが開催されます。翌日には、記念植樹をします。その山は、11月から「いのちと平和の森飯綱高原」として、松本に続いて造成をはじめる所。私は決心して、その森を「記念の森」として植樹させてもらいたい、と申し込みました。その苗木の費用を、この企画で生み出したいと思っています。
大勢のお気持ちをいただいた森になるほうが、より供養になります。8月11日まで開催します。小さな作品群を額装して、お好きなきりえを探していただけるように、取り揃えました。暑い中ですが、どうぞお出かけください。

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