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2011年09月のお知らせ・コラム

2011.09.14

ユリーカ女声合唱団

還暦になったら、やったことの無いことを創めなさい、という日野原先生の教えではじめたのが「合唱」。昨年の夏のおかあさんコーラス全国大会は、30年ぶりとかで、長野市開催だった。一層わがユリーカ女声合唱団は張り切った。中部大会を突破し、その舞台が与えられた。
「信濃のこどもうた」でグランプリにあたるひまわり賞をいただいた。それも含めてコンサートが10月15日の土曜日にホクトホールで開催される。今は、特訓の日々。
難曲はミサ曲。これを声で出せるのか、という楽章もあり、車の中でも、家でも、いつもヒマさえ有れば、聴いて歌っている。それでも、レベルの低い私には、暗譜が遠いのだ。合唱界の人気作曲家の信長貴富さんのシリーズから4曲歌う。
その「種子(たね)」と言う曲は、歌っていて涙ぐんでしまう。岩手県出身の寺山修司の作詩。東日本の大震災を予見していたのかと思えるような内容に、ぐっとくる。
きみは荒れはてた土地にでも種子をまくことができるか。花の咲かない故郷の渚にでも種子をまくことができるか。種子はわが愛・・・・と。
・・・ぜひ、聴きに来て下さい。1000円のチケットが私のところにもあります。

2011.09.11

11日が間もなく終わる

今日は、15日から始まる信州新町美術館の「信濃の国ものがたり」展の追い込みと、明日のNHKさんの取材準備で、休日返上だった。朝から、何かが無いように祈りながら仕事に入った。途中は、忘れて過ぎ、総て終え、お風呂から上がったらもう、11日はあと18分で終わる。
3月11日から半年。あの朝パリから帰国して成田に降り立ったのが9時半だった。扁桃腺が腫れていて、声が全く出なかったから、何度も語ったし自分が自問自答するが、成田で足止めにならなかったから、今も健康でいられるとさえ思う。もう、9月あたまには、扁桃腺が腫れた。直ぐに病院に行った。薬を飲んだので、発熱しなかった。ちょっとストレスが溜まると、肩が固まり扁桃腺が赤くなる。細かった頃は寝込むくらいの発熱をしたが、メタボ予備軍の体型になったら、発熱しないまま、乗り越えられている。それは希望的に考えるからか、実際体力がそうしてくれるのか。でも、助かる。
木曾義仲と巴御前の新作は、これまでにない細かい刻みになった。明日の取材は、久米路橋の絵を刻む。放映は、20日の夕方のニュースの時間。手仕事の紹介のシリーズだという。渋紙、顔彩、朱墨、そして裏打ちの表装・・・改めて、日本の伝統に支えられているなあ、と自分も驚いた。書いているうちに、日付けが変わりそう。

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