2013年07月のお知らせ・コラム
2013.07.26
茅野市康耀堂美術館始まりました。
50周年記念展が、この京都造形美術大学付属のこの美術館のご好意で、はじまりました。玄関を入ると、まず、山野草の寄せ植えの鉢が出迎えてくれます。大好きなトクサもありました。寄せて植えられた小宇宙が高原の風でゆらゆら迎えてくれます。 庭から池越えで、手まりシリーズが、お迎えします。「素朴なきりえを斬る」というテーマに取り組んだのは40代の頃でした。 それを過ぎて、右手の展示室がメイン会場です。渋紙に出会う前の初期作品から「愛唱歌のふるさと」の原画まで。比較的大きな作品群50数点を観ていただきます。 何しろお隣が、尖石縄文考古館です。下見に行ったとき、縄文のヴィーナス、展示に行ったとき仮面のヴィーナスのレプリカを買ってきました。そして、眺めたり触ったり、きりえを創りたくなっています。こちらにも寄っていただけます。9月13日までの会期です。ゆっくり時間をとって、ぜひお出かけください。
2013.07.19
飯山市のマキノ書店さん
会場を、ギャラリー白銀という土蔵のスペースをお借りして、記念展。大変程よい大きさのギャラリースペースです。6日には、市が開催されるスペースの一郭。 新聞広告で告知していますが、上田市平林堂、長野市平安堂さんが同時進行で、その広告は目にし、飯山であることを知らなかった。歩いて来たら、ここでやっていたんですね。うれしかったーー、とご入場になられる方もあり、良かったです。ご来場ありがとうございました。
2013.07.15
上田展開催中
上田の老舗書店平林堂さんの本館二階が、展示スペースに変身しました。明治に建造された上田で最も古い旧家の一軒だそうです。 そのお座敷の風情を活かしたたたずまいの広い空間です。7月29日まで、展示が続きます。ぜひ、足を運んで、きりえ50年の歩みをご清覧いただけましたらありがたいです。 15日からは、長野駅前の平安堂さんでも、始まります。こちらは「愛唱歌のふるさと」の原画中心の展示です。こちらへも、ぜひどうぞ。
2013.07.05
ワタシは、おっちょこちょい。
おかげさまで、6月発刊になった「愛唱歌のふるさと」は、喜ばれています。その年代によっては、全曲知っている懐かしい歌だからです。「蛙の夜まわり」だけ知らなかったよ、というワタシと同世代の方もありました。それで、その方が、これは「一家に一冊」の本だよね、とキャッチフレーズまで語ってくれました。 7月は、12日から、上田市の平林堂さん、15日から長野駅前の平安堂さん、そして19日から飯山市のマキノ書店さんで、本とその絵の版画を含む「きりえ展」が同時にスタートします。そして、サイン会もあることになっているのです。 ああ、ワタシの不安は、名前を書いて下さいと言われることです。目の前に名刺を置きながら、間違えたという大バカおっちょこちょいなんです。 その瞬間、話しかけられたり、近くで孫が声を出したりしたら、もう間違える。ワタシの右手は、脳神経との間に、気泡が入っているのかも。これは困った。 その時までに、お名前を教えていただくメモ用紙をしっかり用意して、今度は間違いのないように絶対に頑張りますぞーーーー。お出かけください。
2013.07.01
小樽の合唱コンサート
先週の土曜日、小樽のローゼン・コール女声合唱団の創立50周年記念コンサートに行って参りました。50周年記念の委嘱作品の初演がありました。信長貴富先生が、合唱組曲の委嘱を受け、その一曲に私の「野の花ぽえむ」から「花さくら」を選んでくださったのです。1年かけて練習されたそのコンサートは、会場も満席、情熱が満ちあふれる出来映えでした。総練習には、信長先生が駆けつけ、最後のアドバイスもありました。ほとんど満足です、と言われ、指揮の小松谷先生は、シクシク痛かったお腹が、少しやわらぎました、と言うくらい。緊張された時間に、私も立ち会えたのでした。起伏に富んだ構成が、胸を熱くする組曲になっています。 こうした思いがけない出会いが、いかに人生の妙を教えてくれるか、天に感謝。 小樽の皆さまの厚いおもてなしにも感激しながら、2泊3日の豊かな旅をさせていただきました。 この組曲は、ユリーカ女声合唱団が、9月19日のホクトホールで日野原重明先生のフォーラムで先ず、その後10月5日のコンサートで、発表いたします。 ぜひ、皆さま聴きにお出かけください。
|